今回のオーナーさんは、京都市内の方。
当店でフィルムとコーティングを注文していただいたお客様からのご紹介で来店
くださいました。目的は、ズバリ目隠し。できるだけ中のものが見えない程度。
現行のV70は後部5面のウィンドウには、“ダークティンテッド・ガラス〝なる
”暗く色付したガラス”が標準装備。
一昔前なら欧州車のガラスには殆どいわゆる色付ガラスは皆無。
ここ最近になって一部のメーカー、車種に装備されている。
しかし、日本メーカーのいわゆるプライバシーガラスやスモークガラスのような
黒っぽい色ではなく、グリーンの色調が多い。
そうなると、レイバングリーンのマディコ オートラックスシリーズの出番である。
このグリーンのティンテッドガラス色調も合い、ちょうどよろしい。
まず、もとのガラスのVLT(可視光線透過率)を計測。
どのガラスもおよそVLT35%程度であった。
次に施工前のウィンドウの様子。
後から前からどうぞ♪(畑中葉子)
前から。
横から。
後から。
斜め後から。
ご覧の通り、目隠しとしては物足りない印象は否めまへん。
オーナーさんの要望として、サイドドアウィンドウ、リアクォーターウィンドウには
濃い目のAL-21XSR、バックウィンドウにはAL-36XSRをチョイス。
リアは視認性を考慮して薄めにしておこうというお考えであります。
して、施工後の後から前から♪
前から。
横から。
後から。
斜め後から。
後からは若干透けて見えますが、横からはすっかり目隠しとして機能してます。
VLTは、
AL-36XSRを施工したバックウィンドウはおよそ12%。
AL-21XSRを施工したサイドドアウィンドウ、リアクォーターウィンドウは
およそ7%であった。10以下はかなり暗めとなるが、車内からのイメージは、
このような感じであります。
ただし、昼間を基準とすると10%以下のVLTは苦にはならないでしょう。
しかし夜間、特に雨の日照明のない暗い場所では視認性はさがります。
視力の悪い方には積極的にオススメしません。
やみくもに最初から濃い目のフィルムを選ぶ方も多いですが、あとあと
後悔しないように機能と用途、見た目などで総合的に判断されるのが
よろしいかと、専門家はつぶやく・・・。
スライドショーでもどうぞ。